2009 年 11 月 のアーカイブ

再び北海道

粘土瓦の市場開拓を目的として、愛知県陶器瓦工業組合組合員として、9月に続き再び北海道に行ってまいりました。今回の主な目的は、旭川にある北方建築総合研究所での瓦の暴露試験架台設置の確認と、耐凍害性能を示す各種試験についての説明をうけることです。
今後、愛知県陶器瓦工業組合では三州瓦の耐凍害性能を、同研究所に依頼して実証していくつもりです。

上記のような実験をおこなおうとしていますが、実は北海道には、かなりな数の瓦を施工した物件が有ります。今回の訪問の間にも、数多くの物件を北海道の瓦施工業者、合田板金工業の合田社長様、凡陶石の林社長様に案内していただきました。本当にお世話になりありがとうございました。

登別マリンパークJ形素焼き瓦

登別マリンパークJ形素焼き瓦

登別では数多くの住宅に瓦が使用されていることを確認しました。写真は登別にあるテーマパークであるマリンパークの写真です。工事がおこなわれて10年以上になるものと思われますが、瓦には問題は発生していません。住宅で使われている瓦にも問題はおきていないようです。

札幌お寺山門J形陶器瓦

札幌お寺山門J形陶器瓦

札幌市内のお寺でも瓦が使用されていました。
その他にも札幌市周辺で瓦使用物件を見学してまいりました。凍害の発生は確認されませんでした。
しかし、一部の屋根では、雪による瓦のズレなどが春先に発生することがあるようです。今後の愛知県陶器瓦工業組合の取り組みとして、凍害についての実証試験をおこなうことと共に、寒冷地、降雪地での施工仕様を発表することを計画しています。

九州丸栄会研修会

九州エリアの当社取引先の屋根工事業者の方によって組織されている九州丸栄会では毎年この時期に研修会をおこなっています。
本年は、当社の粘土瓦の主な原料である三河粘土について、㈱山房の原田氏に講師を依頼し、「三河粘土の特性について」という講演をしていただきました。粘土瓦の原料である三河粘土の堆積状態や組成の特徴については、知る機会も少なく、貴重な講演であったように思います。
業界に携わるものとしては、資源の枯渇について不安になるところですが、景気悪化や住宅需要の低迷によって、粘土の供給については十分な量が確保できるそうです。

九州丸栄会での㈱山房原田氏の講演

九州丸栄会での㈱山房原田氏の講演風景

 原田氏の講演以外には、当社のいぶし製品の品質の向上のための対策説明や、取り扱いをおこなわせていただいているラファージュ社の新製品である遮熱シートの研修をおこないました。遮熱シートについては、屋根の機能を向上させる商材として、今後の採用拡大が期待されます。